シリーズ 水害から命を守る その3
早期避難に備える ーー荷物の作り方ーー
地震などの自然災害とは違い、水害は予想をすることができます。
天気予報を確認するだけでも、豪雨への警戒が必要かどうかがわかります。
もし、お住まいの地域に、豪雨災害への備えが呼びかけられているならば、これを「この地域は大丈夫だろう」と考えず、避難準備の合図としましょう。
この意識を持つだけで、災害に対する対応が大きく変わります。
このことは、あなただけではなく家族や親近者と共有し、ルールを決めておいてください。
簡単なことです。
「誰かが『これは災害が起こるかもしれない』と感じたならば、すぐに話し合いをする。」
あんな場合、こんな場合、どうしよう、こうしよう。
可能な限り早く、話し合ってください。そして、大袈裟に考えて、答えを出してくださいね。
重要なこと:いつ逃げる、どこへ逃げる、何を持って逃げる、どうやって逃げる
*避難が早ければ欲張りが可能、避難が遅くなれば裸一貫
◎荷物の準備
話し合いが終われば、直ちに「何を持って逃げる?」の結果に従って、実際に持ち出す物を
揃え、バッグ等に詰めましょう。
水が迫ってくる前に、避難することが大切です。
準備万端で、避難が必要かどうか、引き続き情報を集めてください。
情報は取りに行くこと!
待っていてはダメです。
そして、水の災害から命を守る方法は、水難事故と同じだということを忘れないで!!
呼吸を確保することが大切です。
また、水から逃れること、遠ざかること、離れること、が大切です!!