水難事故の概要をお知らせします

今年5月から9月の「高校生以下の水難死亡事故」を、弊社研究員でもある斎藤秀俊(長岡技術科学大学教授)が取りまとめています。
この夏の特徴は、川の事故が多く、高校生の事故が8月に集中し、大人が子どもを助けようとして命を落とした救助死が目立ちました。
そして新型コロナウイルスの影響は様々な形で出ていると考えられます。
例えば、通常は小学校等の授業がある平日昼間の水難事故が目立ちます。
また、プールや海水浴場の閉鎖が、炎天下の水難に関係しているかもしれません。
水泳授業を中止にした学校も多く、子ども達は水泳練習ばかりではなく、水の事故から命を守る「ういてまて:着衣泳」を練習する機会がなくなりました。
一部学校では、陸上での「ういてまて教室」を開催するなど、子ども達の安全学習の確保に努めた学校もあります。
新しい生活の中で、大人と子どもが一緒に「水の事故から命を守るういてまて」を学ぶ機会を設けたいと思います。
皆様のご意見をお聞かせください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20200901-00196008/