水難事故多発! 水辺の行楽は、安全確保の徹底を!
夏真っ盛り!
お盆シーズンとなり、子どもたちは短い夏休み、大人は盆休みが始まりました。
そして、海や川には多くの行楽客が押し寄せているようです。
今年は、例年とは違い「コロナウイルス」を意識した行楽となり、多くの方は不便な中で短い夏を楽しんでいるようです。
海 今年はオープンしていない海水浴場も多くみられます。
このような休業中の海水浴場でも、場所によっては多くの海水浴客が訪れているようです。
これは、社会的ルールの問題もありますが、それ以上に命に係わる大きな問題があります。
海水浴場は、監視員の配置や救助体制の確立など、海水浴客が意識していなくても、遊泳
者の安全を確保するための対策が取られています。
つまり、休業中の海水浴場は、ただの海岸であり、安全に海水浴を楽しむことができない
場所なのです。
川 子ども達が水難事故に遭遇する場所で最上位なのは河川です。
今年の夏は特に注意が必要です。
例年ですと、子ども達は学校で水泳を習い、浮く技術を身につけています。
ところが、今年は水泳授業が取りやめになった学校も多くあります。
子ども達は、水の中での身のこなし方に慣れておらず、さらに、水の中で注意するべき ことを習っていません。
川の水深はたった一歩で大きく変化します。そして、一人が深みにはまると次々と後を追 うように沈水することが知られています。
この夏、水辺に出かけるときは、かならずライフジャケットを準備し、着用しましょう。
水深に関わらず、水辺に近づく前に、正しく着用しましょう。
コロナウイルス対策と水との触れ合いの共存を考えて、大いに楽しんでください。